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現場レポート

23年の時を経て、宅地二次造成 ー 神戸北町作業所(兵庫県)

 工事住所は神戸市北区桂木です。
 一次ならともかく、なぜ二次の取材をと訝りましたが、それなりの前事情がありました。日焼けした、所長がいう。「ええ、山の街ニュータウンです。入社する前のことで、詳しくはわからんのですが、うちが82年から89年ぐらいまで一次をやっとったそうです。153ヘクタールだから、凄い規模です。そんで、ご覧のように建っていって、都市計画予定の6,6ヘクタールが最後まで残っていたと。で、変更になって、急遽、工事が始まったわけです」。
 新神戸駅から車で第二新神戸トンネルを通って20分、一戸建て住宅が見渡す限り、整然と緩斜面に建っている。高台には、市営住宅が列をなします。
 最寄りの駅は神戸鉄道有馬線(神戸〜有馬温泉)の「山の街」駅となります。また区画内から、三宮行きのバスが出ています。こちらは40分程度、つまりは大阪まで約1時間圏内ということです。

 工期は17年4月15日〜18年7月31日。
 現場はまるで杵のような、変形の長方形で、南北に約450メートル、東西に約150メートル、東西南を民家に囲まれています。そして、南から1の1(L型)、1の2(台形)、2(全体の半分)の3工区に分かれています。
 入口が西に、事務所は現場内にあります。
 今回の作業は217区画(1区画は50〜60坪)で、この内、まずは1の1、43区画を最優先させることが至上命令だったといいます。
 職員、作業員が一致団結、このがんばりの甲斐あって、検査が3月22日に無事に完了したそうです。現在、多くの建築業者がすでに入場、施工を始めています。

 しかし、並行して進めてきた外周(1〜7メートル)と宅地内の擁壁工、防災工、公園一式等が終了したとはいうものの、全体から見れば、わずか5分の1に過ぎない数字であります。さて、どういう状況なのでしょうか。
 これに対し、所長が「確かにそうなんです。土工は約4,5万立方メートルの内、95%ぐらい。残りは雨水、汚水の排水工、雨と六甲の泥、それに気密検査があって、思うように進まず・・・・。でも、ここまできたら、やるしかないです」と応えます。
 近隣は騒音、埃にうるさく、作業は8時から18時まで、時間厳守である。猛暑の中、場内を小走りする職員の姿がとくに印象的です。
 二次造成とは仕上がり工、言うなれば、美観と緻密の追求でしょう。そのまま半永久的に残ることを思うと、作業は一次以上の神経を要するのかもしれません。

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